PROJECT 特集

DC_VS_DS
金型レス鋳造技術とAM(金属3Dプリント)技術
弊社、保有技術の中である金型レス鋳造『デジタルキャスト©』と金属3Dプリント『デジタルシンター』の違いとメリットを比較!

近年、金属部品の製造技術は飛躍的に進化しており、その中で弊社技術カテゴリにおいて金型レス鋳造法や金属3Dプリントも特に注目を集めています。これらの製法は用途や条件に応じてさまざまなメリットを提供します。それぞれの特徴と選ぶ際のポイントについてご紹介します。




リードタイムはわずか2週間(最短実績5日内)程度で納品可能。一般的に起型製作からの鋳造法は1ヵ月~数ヵ月を要しますが、本技術ではスピーディに進めることが出来るため、開発期間など工期短縮に役立ちます。


デジタルキャストは、70鋼種以上の材質(鋳造材)を選択可能です。これにより、一般的によく使用される鉄系、ステンレス系、アルミニウム、銅(純銅含む)といった材質のほか、特殊な合金(ジュラルミン系A7075やインコネル)、耐熱鋼、工具鋼、ハイス鋼を含む幅広いニーズに対応できます。設計者にとって、より柔軟な選択肢を提供します。


最大500㎜角のサイズに対応できるため、小~中型から大型部品の製造に最適です。これにより、大型機械部品や複雑形状、中空形状を伴うパーツの一貫(一体化)製造が実現します。


量産リピート時はロストワックス精密鋳造法(弊社基盤技術)にて起型し、製品製造する前に同様の鋳造品で試作検証することは機械的性質(強度確認等)評価面にとっても理に適った検証方法といえます。
※サイズ、形状、仕様、数量等により対応可否検討およびリードタイム目安は異なります。
 


シンター


デジタルシンターはリードタイムが約1週間(最短実績2日)と短く、特急対応が求められる試作や少量生産に非常に有利です。


最大対応サイズは80㎜角ですが、その分小型で複雑な形状の部品製造に強みを発揮します。医療機器や電子機器の小型部品、極少量の開発部品などに最適です。


使用可能な材質はSINTER T(SUS316L)、SINTER D(純銅・SUS316L・SUS630)に限定されますが、その分難物形状品も迅速に提供できます。
※あくまで弊社対応技術での金属3Dプリントサービスによる最大サイズ目安、鋼種です。
 
部品調達の目的(QCD)や仕様条件に応じてVE提案と合わせ最適な製法を提供いたします。
プロジェクトに最適な製法選びをお手伝いします。
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